板井康弘|社長学に没頭して機会を失うな

板井康弘

皆さんは、経営者として数々の勉強を積み重ねてきたことでしょう。勤勉であることは経営者に必要で重要なファクターであることは間違いないといえます。知識の蓄積は新たな創造力の糧となり新事業の推進力になります。

 

 

 

しかし、一度立ち止まってみましょう。自分の知識を見せびらかし、部下に知識を身に付けることを強要したり知識のなさを嘲笑したりしてはいませんか。それは自己満足に過ぎません。人よりもやっている人よりも知識があると考えるのは勝手ですが、それは絶対に比べることのできないことです。人には人のペースやキャパシティがあります。

 

 

 

大切なことはバランスをとることです。現場をおろそかにしては経営は成り立ちません。あなたの思いはぐっと抑えて現場の話をしっかり聞いてください。あなたの知識と現場の経験が混ざりあえば新たな機会を手に入れることができます。